136: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/03(木) 23:00:35.90 ID:dkmB3nH+0
狐神「こっちの精気の薄い男がお祓い師、そしてわしが狐神じゃ」
お祓い師「おい」
狼男「……あんたも人外なのか?」
137: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/03(木) 23:04:42.75 ID:dkmB3nH+0
お祓い師「は?」
狐神「じゃからそやつが犯人じゃないとわかる」
お祓い師「……それは確信があるのか?」
138: ◆8F4j1XSZNk[saga sage]
2015/12/03(木) 23:06:02.06 ID:dkmB3nH+0
寝。
139:名無しNIPPER[sage]
2015/12/03(木) 23:26:37.56 ID:J8EcoU8go
乙
140:名無しNIPPER[sage]
2015/12/04(金) 02:24:24.72 ID:2303BByh0
乙乙
気になる
141:名無しNIPPER[sage]
2015/12/06(日) 00:32:08.04 ID:sdTbqGuDo
いいところできりおる
おつ
142: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2015/12/07(月) 23:32:05.15 ID:ejO5NJ6U0
狼男「逃げて、来たんだ」
狐神「逃げて、とは」
狼男「信じてもらえないと思うけど、俺はもともと人間だったんだ」
143: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2015/12/07(月) 23:41:41.30 ID:ejO5NJ6U0
狼男「それから間もなく、二人目が襲われた。こっちは命に別状は無くてね」
狼男「ただその二人目は体力に自信があって、プライドも高かった」
狼男「だからその人は、ただの狼じゃなくて狼男にやられたって嘘をついた」
144: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2015/12/07(月) 23:50:32.32 ID:ejO5NJ6U0
狼男「そこで満月の夜まで待つことになった。狼男は満月の夜にはその姿を隠すことは出来ないと言い伝えられているからね」
狼男「もちろん快諾したさ。俺は狼男なんかじゃなかったんだから」
狼男「……でも満月の夜。あろうことか、俺の姿はこの狼男の姿になった」
145: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2015/12/07(月) 23:53:37.34 ID:ejO5NJ6U0
狐神「その考えにのっとれば、村人たちがおぬしを狼男じゃと強く思い込んだために、お主は本当に狼男になってしまったということも考えられる」
狼男「そ、そんなことが……」
狐神「ま、現におぬしの身に起きたわけじゃしの」
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