過去ログ - 狐神「お主はお人好しじゃのう」
1- 20
165: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/12(土) 21:15:34.93 ID:/Ef9P6re0





以下略



166: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/12(土) 21:36:57.68 ID:/Ef9P6re0
お祓い師「……痛い出費だったんだぞ……」

狐神「まあまあ、“同行者も増えた”わけじゃし、馬だけではどうにもならなかったじゃろう」

狼男「な、なんか申し訳ないです」
以下略



167: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/12(土) 21:58:49.30 ID:/Ef9P6re0
狼男「……旦那、なんか大変ですね」

お祓い師「……その敬語やめてくれよ。歳は大して変らないだろ」

狼男「いえいえ。こんな自分に同行許可を出してくださったんですから、これは当然の態度です」
以下略



168: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/12(土) 22:28:51.63 ID:/Ef9P6re0
狐神「じゃから、あの狼男に同行許可を出した事がじゃ」

狐神「おぬしの同業者に見つかったら面倒なことにならんのか」

お祓い師「十中八九、面倒事になる気がするが……」
以下略



169: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/12(土) 22:33:40.07 ID:/Ef9P6re0
狐神「……で、次の目的地はどこなんじゃ」

お祓い師「あー、少し南下するつもりだ」

お祓い師「最近、強力な物の怪の被害がかなり出ているらしいからな。聞きつけて親父が来ているかもしれない」
以下略



170: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/12(土) 22:38:41.68 ID:/Ef9P6re0
狼男「あ、姐さん。一つ聞きたいことがあるんですけど、いいですか」

狐神「ん、なんじゃ?」

狼男「あの夜、どうやって俺の場所を探しだすことが出来たんですか。まさか気配を察知できるまで虱潰しに……」
以下略



171: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/12(土) 22:42:37.90 ID:/Ef9P6re0
狐神「そこでわしは、無事に旅人が峠を越えられるようにとあの社に祀られたのじゃ」

狐神「わしの力は『目的地にたどり着かせる力』じゃ。あの晩は、わしらの探す狼男の場所を目的地と設定して力を使ったのじゃ」

お祓い師「目的地にたどり着かせる力……?」
以下略



172: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/12(土) 22:47:37.49 ID:/Ef9P6re0
お祓い師「……いや、いいさ。今まで通りゆっくり旅をしながら探すさ」

お祓い師「同行者もいて退屈しないしな」

狐神「……おぬし……」
以下略



173: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/12(土) 22:50:25.45 ID:/Ef9P6re0
お祓い師「調、子、に、の、る、な」

狐神「いたっ!?」

お祓い師「ったく……」
以下略



174: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/12/12(土) 22:52:05.98 ID:/Ef9P6re0
《現状のランク》
※潜在能力ではなく、その時点で判明している実力

B1 狼男
B2 お祓い師
以下略



175: ◆8F4j1XSZNk[saga sage]
2015/12/12(土) 22:54:35.77 ID:/Ef9P6re0
以上で《狼》編は終了です。
以降もこうやって一章ずつ何かを解決したりしなかったりしながら進んでいきます。その度にランキングが埋まっていく感じですね。

次回《河童》編は今回よりは短めです。


977Res/470.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice