2: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 22:49:06.88 ID:KkRPY6Ap0
《狐》
お祓い師(この長い階段の先に土地神信仰のための社があるらしい)
3: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 22:50:50.83 ID:KkRPY6Ap0
お祓い師「まて、いま自分のことを神と言ったか?」
???「そうじゃ、わしはこの社に祀られておった狐神じゃ。信じられんか?」
お祓い師「にわかに信じられんな。俺の知っている神というものはもっと人々に慕われているものだが」
4:くなかれかなよ[くなかれかなよ]
2015/11/13(金) 22:52:24.84 ID:ToyrU8GT0
くなかれかなよくなかれかなよくなかれかなよくなかれかなよくなかれかなよくなかれかなよ
5: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 22:53:07.87 ID:KkRPY6Ap0
狐神「一緒にするでない」
お祓い師「まあ、どうしてもというならば見てやらんこともない。ただし少しでも不審な真似をすれば即座に祓うぞ」
狐神「うむ、よかろう」
6:名無しNIPPER[sage]
2015/11/13(金) 22:54:34.16 ID:f7Lnznheo
期待
7: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 22:56:03.13 ID:KkRPY6Ap0
お祓い師「そうか、じゃあな。俺は帰る」
狐神「……おぬし見たところお祓い師のようじゃが、わしを祓わずに帰ってよいのか」
お祓い師「俺は金にならないことはしない。お祓いも依頼でなければ自分の身に危険が及ばない限りしない」
8: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 22:58:00.46 ID:KkRPY6Ap0
狐神「神は信仰に縛られる存在じゃ。わしを信じるものがいない今、わしが行動できる範囲はせいぜいこの社のある山の中だけじゃ」
狐神「幸いにこの山は自然豊かで食料には困らぬが、話す相手がいないというのは辛いものじゃ」
狐神「もしよければ暇な時に話し相手になってくれんかの」
9: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 23:02:09.59 ID:KkRPY6Ap0
*
10: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 23:04:28.50 ID:KkRPY6Ap0
町人「ここの所空気が乾燥していたせいだろう。町の火消したちが町まで燃え広がらないように頑張っているみたいだが……」
お祓い師「町に火がこないように食い止めるしかできないのか。山の社はどうなる」
町人「社……?なんのことだかわからないが、もう火事はあの規模だ。鎮火するのは一苦労だろうな」
11: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 23:06:27.43 ID:KkRPY6Ap0
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