21: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 23:34:51.24 ID:KkRPY6Ap0
狐神「わしは何百年もの間、あの小さな山の中で一人で暮らしていた」
狐神「供物を持って訪れる人々に、わしが持つ力の限りを持って手を差し伸べた」
狐神「しかしそれは、わしの力による、するべきことの決まった作業のようなものじゃった」
狐神「こうやって逆に人に助けてもらった時にどうすることが最善なのか、わしにはさっぱりわからないのじゃ」
お祓い師「…………」
お祓い師「だから金でいいって言ってんだろ」
狐神「じゃ、じゃが……!」
お祓い師「俺は金が何よりも好きだ。金が無いと何も出来ないのがこのご時世だからな」
お祓い師「それなのにこの職は右肩下がりの低迷期。金をもらえることが何よりも嬉しいんだよ」
お祓い師「……それに、その方が分かりやすくてお前も気が楽だろ」
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