382: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:09:19.27 ID:2HP0BcVx0
狐神「おお、漬物であったか!大好物じゃ」
狐神「……って、酸っぱあ!?」
お祓い師「酢漬けだって言ってんだろ……」
383: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:11:37.00 ID:2HP0BcVx0
役所の快活な受付嬢「で、本題に入るんだけど」
お祓い師「そうだな。どちらのことから聞かせてもらえるんだ」
役所の快活な受付嬢「君の探し人の話からでいいよ」
384: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:16:46.10 ID:2HP0BcVx0
お祓い師「式神か……」
狼男「神と人間が契約するっていう、皇国特有の文化でしたっけ」
お祓い師「特有、と言うのは実は少し違うんだが……。相手が神とは限らず、物の怪と結ぶ者もいるようだな」
385: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:26:02.22 ID:2HP0BcVx0
役所の快活な受付嬢「表立って君のお父上の味方になることが出来ないんだねー」
お祓い師「……なるほど。貴重な情報だった、ありがとう」
役所の快活な受付嬢「いやいや、次は君が私に協力してくれればそれでいいんだ」
386: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:30:36.76 ID:2HP0BcVx0
役所の快活な受付嬢「さて、じゃあ私の探し人の話に入るよ」
お祓い師「ああ」
役所の快活な受付嬢「私が探しているのは、私の親友なんだ」
387: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:32:18.27 ID:2HP0BcVx0
役所の快活な受付嬢「すごく楽しそうなあの子を見れて、私たちも嬉しかった」
役所の快活な受付嬢「……だからこそ私たちはあの時、教会の上層部の連中が許せなかった」
お祓い師「…………」
388: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:33:38.26 ID:2HP0BcVx0
役所の快活な受付嬢「あの子曰く、相手の心を見たい時に見れるような便利なものじゃなくて、時々意識せずに見えてしまうものだったらしいの」
お祓い師「力を制御しきれていないということか」
役所の快活な受付嬢「そういうものなのかな?」
389: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:36:01.97 ID:2HP0BcVx0
役所の快活な受付嬢「信用できる退魔師を頼って、教会に追われているあの子を何とかこの街から逃がした」
役所の快活な受付嬢「私が思うにあの子は、教会上層部の誰かの見てはいけない秘密に触れてしまった」
役所の快活な受付嬢「不意に発動した能力でね」
390: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:38:58.71 ID:2HP0BcVx0
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391: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/02/23(火) 21:41:55.90 ID:2HP0BcVx0
路地裏の酒場の娘「あ、私もこの卓の話に参加していい?」
役所の快活な受付嬢「別にいいけど、仕事の方は平気?」
路地裏の酒場の娘「もう閉店の札を出しといたから平気」
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