過去ログ - 狐神「お主はお人好しじゃのう」
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4:くなかれかなよ[くなかれかなよ]
2015/11/13(金) 22:52:24.84 ID:ToyrU8GT0
くなかれかなよくなかれかなよくなかれかなよくなかれかなよくなかれかなよくなかれかなよ


5: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 22:53:07.87 ID:KkRPY6Ap0
狐神「一緒にするでない」

お祓い師「まあ、どうしてもというならば見てやらんこともない。ただし少しでも不審な真似をすれば即座に祓うぞ」

狐神「うむ、よかろう」
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2015/11/13(金) 22:54:34.16 ID:f7Lnznheo
期待


7: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 22:56:03.13 ID:KkRPY6Ap0
お祓い師「そうか、じゃあな。俺は帰る」

狐神「……おぬし見たところお祓い師のようじゃが、わしを祓わずに帰ってよいのか」

お祓い師「俺は金にならないことはしない。お祓いも依頼でなければ自分の身に危険が及ばない限りしない」
以下略



8: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 22:58:00.46 ID:KkRPY6Ap0
狐神「神は信仰に縛られる存在じゃ。わしを信じるものがいない今、わしが行動できる範囲はせいぜいこの社のある山の中だけじゃ」

狐神「幸いにこの山は自然豊かで食料には困らぬが、話す相手がいないというのは辛いものじゃ」

狐神「もしよければ暇な時に話し相手になってくれんかの」
以下略



9: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 23:02:09.59 ID:KkRPY6Ap0





以下略



10: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 23:04:28.50 ID:KkRPY6Ap0
町人「ここの所空気が乾燥していたせいだろう。町の火消したちが町まで燃え広がらないように頑張っているみたいだが……」

お祓い師「町に火がこないように食い止めるしかできないのか。山の社はどうなる」

町人「社……?なんのことだかわからないが、もう火事はあの規模だ。鎮火するのは一苦労だろうな」
以下略



11: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 23:06:27.43 ID:KkRPY6Ap0





以下略



12: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 23:08:19.09 ID:KkRPY6Ap0
狐神「しかしおぬしが来たからもう平気じゃ。社はもう駄目じゃがここ一帯に炎が広がるまではまだ時間がある……」

狐神「どうか最期ぐらいは看取ってくれんかの」

お祓い師「や、社に火が……!」
以下略



13: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2015/11/13(金) 23:10:10.44 ID:KkRPY6Ap0
お祓い師(なんというか、自分でも嫌になるほどのお人好しだな)

お祓い師「……だが、やるしかない」

狐神「……お、おぬし何をしておる!既に社は燃えておるぞ!」
以下略



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