505: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/26(土) 21:29:48.76 ID:G1G9vLQz0
???「──逃がすと思うか」
お祓い師「……!」
お祓い師(……一瞬で回りこまれた……!)
506: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/26(土) 21:40:20.80 ID:G1G9vLQz0
赤顔の天狗「……ふむ。なぜそう思う」
お祓い師「俺たちが天邪鬼を追い払ったのはついさっきだ。来るのがあまりに早すぎる」
お祓い師「それに、お前がこの辺りで暴れているという情報は少し前から街にも入ってきていた」
507: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/26(土) 21:49:03.62 ID:G1G9vLQz0
お祓い師「くっ……!」
お祓い師『滅却!!』
赤顔の天狗「ムゥッ……!」
508: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/26(土) 22:20:33.83 ID:G1G9vLQz0
お祓い師「狐神!麓の方へ逃げるぞ!」
狐神「う、うむ!」
赤顔の天狗「逃さぬ……!」
509: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/26(土) 22:28:19.93 ID:G1G9vLQz0
狐神「皇国でも指折りの宗教の、とある経典にはこのように記されておるらしい」
狐神「──『大天狗とは即ち魔王のことである』、と……」
お祓い師「魔王、だと……?」
510: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/26(土) 22:40:16.45 ID:G1G9vLQz0
赤顔の天狗「いくぞォッ!!」
お祓い師「ぐああっ!」
狐神「っ……!!」
511: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/26(土) 22:53:26.62 ID:G1G9vLQz0
お祓い師(あまりに実力がかけ離れている……。あいつからすれば俺たちは赤子のようなものだ……)
赤顔の天狗「どうした、もう諦めたか。つまらない奴め」
お祓い師「……別にお前を楽しませようって気はねえよ!」
512: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/26(土) 23:04:38.25 ID:G1G9vLQz0
赤顔の天狗「死ねえッ!」
狐神「──おぬしよ、こっちじゃ!!」
お祓い師「やっとか……!」
513: ◆8F4j1XSZNk[saga sage]
2016/03/26(土) 23:05:05.34 ID:G1G9vLQz0
ここまで。
514:名無しNIPPER[sage]
2016/03/26(土) 23:19:49.89 ID:MkVdhVHzo
乙
515:名無しNIPPER[sage]
2016/03/27(日) 08:33:04.55 ID:FRB7ZpO20
乙乙
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