529: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/29(火) 22:25:59.26 ID:mFiGrpK90
赤顔の天狗「……なんだ、そんなことか」
赤顔の天狗「まあよい、冥土の土産に教えてやろう」
赤顔の天狗「儂や、貴様が扱う特殊な力。これはそう簡単に習得できるもではない」
530: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/29(火) 22:28:23.71 ID:mFiGrpK90
赤顔の天狗「つまりは、だ。貴様がそのうちに宿している力、まあ生まれ持った強い力があるわけだが……」
赤顔の天狗「どういうつもりかは知らんが、貴様はそれを使うことを放棄し、別の力を修めることにしたようだ」
赤顔の天狗「貴様は既にその別の力を行使するための身体に、魂になってしまった」
531: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/29(火) 22:32:31.87 ID:mFiGrpK90
赤顔の天狗「……ム」
赤顔の天狗「……いや待て、そうだ。あの狐はどこだ。姿が見えぬ」
お祓い師(そ、そういえばあいつはどこに……)
532: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/29(火) 22:37:12.58 ID:mFiGrpK90
お祓い師(……避けた……?)
お祓い師「……! 狐神、平気か!?」
狐神「げほげほっ……。あ、あまり平気とは言えんのう……」
533: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/29(火) 22:41:58.53 ID:mFiGrpK90
赤顔の天狗「死ねェ!」
お祓い師(どう、すれば……!)
赤顔の天狗「────ガハッ!?」
534: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/03/29(火) 22:42:51.83 ID:mFiGrpK90
狐神「仕留められる確証がない今は逃げるほか手立てはないのじゃ……!」
お祓い師「あ、ああ……! 狐神は走れるか!?」
狐神「げほげほっ……! か、肩を貸してくれると、助かるのじゃが……」
535: ◆8F4j1XSZNk[saga sage]
2016/03/29(火) 22:43:44.96 ID:mFiGrpK90
ここまで。
536:名無しNIPPER[sage]
2016/03/30(水) 00:54:04.25 ID:Y6O07Idlo
乙
537:名無しNIPPER[sage]
2016/04/03(日) 14:24:53.84 ID:jW1NCURQ0
乙乙
538: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/04/09(土) 22:18:18.88 ID:PZtGJKCV0
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