615: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:30:11.69 ID:KpFP05Sv0
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616: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:30:51.63 ID:KpFP05Sv0
お祓い師「待て、刀を構えてどうする」
フードの侍「(この刀は妖刀)」
フードの侍「(こいつは幽霊であろうとも斬れる)」
617: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:31:19.18 ID:KpFP05Sv0
泣いている幽霊『……あなたは、お祓い師ですか……』
お祓い師「ああ、そうだが……」
泣いている幽霊『私を祓いに来たのですか……?』
618: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:32:01.25 ID:KpFP05Sv0
お祓い師「……なんだよ。俺が悪いってか」
フードの侍「…………」
お祓い師「……まあ、俺が悪いか……」
619: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:32:59.63 ID:KpFP05Sv0
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620: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:33:45.58 ID:KpFP05Sv0
お祓い師「ぼちぼち夕食にしようと思っていたんだが、まだ早いか?」
狐神「いや、粥を食べてからだいぶ時間は経っておる。夕食も頂くとしよう」
お祓い師「はっ、それだけ食欲があれば治りも早いかもな」
621: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:34:19.87 ID:KpFP05Sv0
狐神「う、うむ……」
狐神(なにか様子がおかしいのう……)
狐神「なあ、おぬしよ。なにかあったのかのう? 少し様子がおかしいように感じるのじゃが……」
622: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:34:56.11 ID:KpFP05Sv0
狐神「おお、川魚の塩焼きじゃな!これはおそらく岩魚じゃな」
狐神「山にいた頃を思い出すわい」
狐神「では頂くとするかの」
623: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:35:44.94 ID:KpFP05Sv0
狐神「けほけほっ……。おぬしも山に住んでおったのか?」
お祓い師「いや、家自体は大きな街の中にあったんだが、よく友人と馬を走らせて川へ泳ぎや釣りをしに行ったものさ」
お祓い師「おかげで運動自体はあまり得意じゃないが、泳ぎだけは上手くなった」
624: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:36:27.56 ID:KpFP05Sv0
お祓い師「まあ、今回に関しては臨時の相方がいるんだがな」
狐神「がーん。わしは振られてしまったのか……」
お祓い師「臨時の、って言ってんだろうが」
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