過去ログ - 狐神「お主はお人好しじゃのう」
1- 20
617: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:31:19.18 ID:KpFP05Sv0
泣いている幽霊『……あなたは、お祓い師ですか……』

お祓い師「ああ、そうだが……」

泣いている幽霊『私を祓いに来たのですか……?』
以下略



618: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:32:01.25 ID:KpFP05Sv0
お祓い師「……なんだよ。俺が悪いってか」

フードの侍「…………」

お祓い師「……まあ、俺が悪いか……」
以下略



619: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:32:59.63 ID:KpFP05Sv0





以下略



620: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:33:45.58 ID:KpFP05Sv0
お祓い師「ぼちぼち夕食にしようと思っていたんだが、まだ早いか?」

狐神「いや、粥を食べてからだいぶ時間は経っておる。夕食も頂くとしよう」

お祓い師「はっ、それだけ食欲があれば治りも早いかもな」
以下略



621: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:34:19.87 ID:KpFP05Sv0
狐神「う、うむ……」

狐神(なにか様子がおかしいのう……)

狐神「なあ、おぬしよ。なにかあったのかのう? 少し様子がおかしいように感じるのじゃが……」
以下略



622: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:34:56.11 ID:KpFP05Sv0
狐神「おお、川魚の塩焼きじゃな!これはおそらく岩魚じゃな」

狐神「山にいた頃を思い出すわい」

狐神「では頂くとするかの」
以下略



623: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:35:44.94 ID:KpFP05Sv0
狐神「けほけほっ……。おぬしも山に住んでおったのか?」

お祓い師「いや、家自体は大きな街の中にあったんだが、よく友人と馬を走らせて川へ泳ぎや釣りをしに行ったものさ」

お祓い師「おかげで運動自体はあまり得意じゃないが、泳ぎだけは上手くなった」
以下略



624: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:36:27.56 ID:KpFP05Sv0
お祓い師「まあ、今回に関しては臨時の相方がいるんだがな」

狐神「がーん。わしは振られてしまったのか……」

お祓い師「臨時の、って言ってんだろうが」
以下略



625: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:37:20.86 ID:KpFP05Sv0
狐神「……いや別に」

お祓い師「なんだよ、不機嫌そうだな」

狐神「……別にと言っておろう」
以下略



626: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:38:11.60 ID:KpFP05Sv0
お祓い師「そこはどうでもいいだろう。で、まあそいつを取り逃してしまったんだが……」

お祓い師「どの目撃例でもそいつは泣いているらしい。そんな霊に心当たりはないか」

狐神「ううむ、それだけじゃとなんとも……。泣いている霊などいくらでもおるからのう……」
以下略



627: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/05/10(火) 17:38:50.38 ID:KpFP05Sv0
お祓い師「雨女……?」

狐神「うむ、そうじゃ」

狐神「雨女とは、産んだばかりの子を雨の日に亡くした女の霊じゃ」


977Res/470.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice