過去ログ - 狐神「お主はお人好しじゃのう」
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634: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/13(金) 22:01:33.76 ID:I0Ii5Xlb0
蛇眼の受付嬢「ええ、あれは五十年ほど前のこと」

お祓い師「ご、五十年……」

蛇眼の受付嬢「うふふ、私たちを見た目通りの年齢だと思っちゃダメですよ」
以下略



635: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/13(金) 22:04:22.42 ID:I0Ii5Xlb0
蛇眼の受付嬢「それでその人、村の外れに畑を持っていたんですけれども。そんな酷い嵐の中わざわざ様子を見に行ったみたいでして」

蛇眼の受付嬢「まああの畑が唯一の食いぶちだったんでしょうから、嵐でそこが駄目になったらお終いだったんでしょうね」

蛇眼の受付嬢「身籠っていながら、男手のない彼女は自分で行くしかなかったみたいで」
以下略



636: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/13(金) 22:13:22.36 ID:I0Ii5Xlb0
蛇眼の受付嬢「嵐のせいでどこか見えない所に遺体が隠れてしまっていたのかもしれません……」

お祓い師「そんなことが……」

蛇眼の受付嬢「あ、ただ最初に言いましたけれども、もう五十年も前の話です」
以下略



637: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/13(金) 22:35:50.43 ID:I0Ii5Xlb0





以下略



638: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/13(金) 22:40:03.46 ID:I0Ii5Xlb0
???「旦那じゃないですか……!」

お祓い師「あ、お前は……」

???→化け狸「あの時の道具屋ですよ! お久しぶりです!」
以下略



639: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/13(金) 22:43:25.07 ID:I0Ii5Xlb0
化け狸「なんでも自分の持っている妖刀とか、そういった道具に興味があるらしくて」

お祓い師「道具の研究に使うためらしいな」

化け狸「どうやらそうらしいですねえ。まあ妖刀の一本は、そこに一緒におられるお侍さんに譲ったんですけれどもね」
以下略



640: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/13(金) 22:44:48.87 ID:I0Ii5Xlb0
お祓い師「そういうことだ」

化け狸「では引き続き頑張ってください。引き止めてしまってすいませんでした」

お祓い師「何か用があればまた来る」
以下略



641: ◆8F4j1XSZNk[saga sage]
2016/05/13(金) 22:45:19.18 ID:I0Ii5Xlb0
ここまでです。


642:名無しNIPPER[sage]
2016/05/13(金) 23:57:04.15 ID:wO3W89ruo



643:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/14(土) 02:56:55.31 ID:WXVVFBV1O
乙ー


644:名無しNIPPER[sage]
2016/05/14(土) 22:38:58.85 ID:MOdfy2noo
乙乙


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