647: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/17(火) 18:40:17.66 ID:r4oAqWo50
泣いている幽霊『……!』
泣いている幽霊『そう、です……』
お祓い師「わかった。じゃあ俺たちもあんたの子供を探すの手伝う」
648: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/17(火) 18:57:19.22 ID:r4oAqWo50
*
649: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/17(火) 19:00:10.30 ID:r4oAqWo50
お祓い師「あ、おいっ、どこに行くんだよ……!」
フードの侍「…………」
お祓い師(せめて何とか言ってくれ……!)
650: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/17(火) 19:02:14.96 ID:r4oAqWo50
お祓い師「それは、どういう……」
フードの侍「…………」
泣いている幽霊『あ、あの。どうかしたのですか……?』
651: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/17(火) 19:05:05.99 ID:r4oAqWo50
泣いている幽霊『……わかりました』
泣いている幽霊『……えっと、その……』
泣いている幽霊『……出ておいで、私の子……。……お母さんはここにいますよ』
652: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/17(火) 19:07:17.21 ID:r4oAqWo50
泣いている幽霊『……あ、あの』
泣いている幽霊『……本当にありがとうございました』
お祓い師「……ああ」
653: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/17(火) 19:08:53.47 ID:r4oAqWo50
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654: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/17(火) 19:11:21.03 ID:r4oAqWo50
お祓い師「ああ、一応一緒に仕事をした仲だからな。完遂祝いを一緒にやりたかったところなんだが……」
お祓い師「まあ、お前のことがあるから店で食うのは断念して帰ってきたわけだ」
お祓い師「せっかくだからここで一緒に飯でも食うかって誘ったんだが、お前は構わないか」
655: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/17(火) 19:12:54.58 ID:r4oAqWo50
フードの侍「…………」
狐神「単刀直入に聞くが、おぬし、猫じゃな? 更に言うならば猫又じゃろう」
フードの侍「……!」
656: ◆8F4j1XSZNk[saga ]
2016/05/17(火) 19:14:24.54 ID:r4oAqWo50
狐神「まったく、そのオドロオドロしい声も止めぬか。何をそこまで隠しているのか知らぬが……」
狐神「それで? 面白いとは、何がじゃ」
フードの侍「(幽霊を発見した時、まず祓うのではなく、原因を調査し成仏させる方法を選んだ)」
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