687: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/06/01(水) 21:56:16.20 ID:PWaQHJE/0
お祓い師「退魔師協会窓口で貰う金額だって相当なものだからな」
狐神「ううむ、普通は仲介料なんかのせいで、個人契約のほうがお得になる気がするのじゃが……」
お祓い師「いや、仲介料なんてものはない」
688: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/06/01(水) 21:59:52.16 ID:PWaQHJE/0
狐神「……つまりは退魔師協会とは、本当に名ばかりの、実態のないものじゃということか」
お祓い師「そういうことだ。まあ、会員証を持っているだけの非正規雇用者の集まりを協会と便宜上呼んでいると思ってもらって構わない」
蛇眼の受付嬢「でも正規に雇われている私よりも、非正規雇用者の退魔師さんたちのほうが給与はいいんですもんねー」
689: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/06/01(水) 22:01:21.92 ID:PWaQHJE/0
お祓い師「ああ、いつまでかは分からないが当分はいるつもりだ」
蛇目の受付嬢「町の仲間が増えて嬉しいですね」
蛇眼の受付嬢「ええと、ちょっと待って下さいね……」
690: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/06/01(水) 22:02:52.23 ID:PWaQHJE/0
蛇眼の受付嬢「ええ……。どうやら、かなり無差別みたいなんです」
狐神「無差別、とは……?」
蛇眼の受付嬢「つまりは、人外であるというだけでやられているみたいなんです」
691: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/06/01(水) 22:04:32.85 ID:PWaQHJE/0
フードの侍「…………」
フードの侍「(もっと詳しい情報はないのか)」
蛇眼の受付嬢「ええとですね。その現場に残っていた遺体から分かったことは……」
692: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/06/01(水) 22:29:03.83 ID:PWaQHJE/0
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693: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/06/01(水) 22:31:37.89 ID:PWaQHJE/0
化け狸「ええと、こんなもんです」
お祓い師「……よし買った」
化け狸「へへっ、毎度あり」
694: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/06/01(水) 22:32:27.32 ID:PWaQHJE/0
若い道具師「いえ、道具の開発のことでちょっと用がありまして」
化け狸「お、進展があったんですか」
若い道具師「少しだけですけれどもね。この後少しだけ時間をいいですか」
695: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/06/01(水) 22:33:05.15 ID:PWaQHJE/0
狐神「いや、その……。まだわしが狐であったことの感覚から、どうにも猟師というのは苦手なのじゃ……」
狐神「すまぬ……」
マタギの老人「……フン、一々そんなことで謝るんじゃねェ」
696: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/06/01(水) 22:33:44.69 ID:PWaQHJE/0
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