853: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/07/18(月) 21:59:06.31 ID:jamKV02r0
青女房「ぐ……! きゃああああああっ……!!」
青女房「…………」
お祓い師「倒した、か……」
854: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/07/18(月) 22:02:07.54 ID:jamKV02r0
お祓い師「夜鷹……つまりは娼婦か……」
狐神「うむ、そうじゃ」
狐神「誰からも忘れ去られた後も……こうして山奥で自分が買われるのを、延々と待ち続けておるようじゃな」
855: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/07/18(月) 22:03:29.12 ID:jamKV02r0
狐神「今回おぬしらが探しているのが青女房だとわかったからこそ、わしは急いでおぬしらを追いかけてきたのじゃ」
若い道具師「と、言いますと?」
狐神「それはじゃな……」
856: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/07/18(月) 22:05:48.06 ID:jamKV02r0
お祓い師「……本当にそうなら、頼むからそんな顔するなよ……」
狐神「……怒っておらぬ。よいな?」
お祓い師「あ、ああ……」
857: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/07/18(月) 22:07:11.32 ID:jamKV02r0
狐神「……ここ最近で、“先ほどのものとは比べ物にならないほど強力な幻惑の術の類”をかけられた、とかの」
狐神「そのせいで下位の術が効かんかったという可能性がある」
お祓い師「おいおい、そんなもの心当たりがない」
858: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/07/18(月) 22:09:47.25 ID:jamKV02r0
狐神「大体あっておるぞ」
若い道具師「そ、そんなあ……!」
マタギの老人「お前は道具の開発は一流だがその他は二流未満だな。まったく」
859: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/07/18(月) 22:11:06.50 ID:jamKV02r0
若い道具師「幾年もの経験が生んだ、力の一つの形です」
お祓い師「鷹の目、か……。なるほどな……」
マタギの老人「オメェの精神面は評価できないが、やはり作り上げるものはいい」
860: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/07/18(月) 22:12:30.86 ID:jamKV02r0
お祓い師「しかし、想像以上に実用的な段階に来ているんだな」
お祓い師「俺もいずれ取り入れるかもしれないな」
若い道具師「その時は是非自分を頼ってください」
861: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/07/18(月) 22:13:47.17 ID:jamKV02r0
*
862: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/07/18(月) 22:20:37.15 ID:jamKV02r0
蛇眼の受付嬢「はあーい。またよろしくお願いしますね」
若い道具師「ぐ……重要な資金が……。予定よりも大幅に減額されてしまった……」
お祓い師「まあ、仕方がないだろう」
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