886: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 16:23:46.47 ID:XrTkObDX0
お祓い師「どうした?」
狐神「家々から漂う料理の香り……。夕食時じゃな……」
お祓い師「まず村長の所に行くって言ってんだろ? な?」
887: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 16:46:03.88 ID:XrTkObDX0
お祓い師「苦しいから止めろ」
小柄な祓師(どっちにも言ったんだがな……)
小柄な祓師「村長、入ります」
888: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 16:48:56.06 ID:XrTkObDX0
お祓い師(なんだこいつは……。何だこの威圧感は……)
お祓い師(こんなものが、この世に……)
狐神「……獣の臭い……。人ではあらんな……」
889: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 16:53:54.20 ID:XrTkObDX0
お祓い師「え、ええ」
狐神「……では遠慮無く」
山間の集落の村長「私に変に気を使わなくてもいいわよ。言葉も崩してもらって構わないわ」
890: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 16:59:13.54 ID:XrTkObDX0
お祓い師「この通りだ。どうかご教授願いたい……!」
狐神「お、おぬし……」
山間の集落の村長「…………」
891: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:04:07.08 ID:XrTkObDX0
お祓い師「本当にここでいいのか?」
山間の集落の村長「大丈夫。今のお前さんの力じゃ、この子は倒せないよ」
お祓い師「……そこまで言うならやらせてもらう」
892: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:08:08.63 ID:XrTkObDX0
お祓い師(炎を練り上げるように、一点に……)
狐神「くっ…………」
山間の集落の村長「そんなものかしら? まだまだいけるでしょう?」
893: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:11:45.14 ID:XrTkObDX0
山間の集落の村長「…………」
お祓い師(まだ、まだだ……!)
狐神「げほっ……」
894: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:15:28.04 ID:XrTkObDX0
お祓い師(あれは……ムササビ……?)
小柄な祓師「くっ…………!!」
狐神「あ、あれは……」
895: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:19:41.55 ID:XrTkObDX0
小柄な祓師「……野衾は“炎を食う”物の怪だ」
小柄な祓師「俺はその力を借りたに過ぎない」
???→野衾「…………」
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