888: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 16:48:56.06 ID:XrTkObDX0
お祓い師(なんだこいつは……。何だこの威圧感は……)
お祓い師(こんなものが、この世に……)
狐神「……獣の臭い……。人ではあらんな……」
889: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 16:53:54.20 ID:XrTkObDX0
お祓い師「え、ええ」
狐神「……では遠慮無く」
山間の集落の村長「私に変に気を使わなくてもいいわよ。言葉も崩してもらって構わないわ」
890: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 16:59:13.54 ID:XrTkObDX0
お祓い師「この通りだ。どうかご教授願いたい……!」
狐神「お、おぬし……」
山間の集落の村長「…………」
891: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:04:07.08 ID:XrTkObDX0
お祓い師「本当にここでいいのか?」
山間の集落の村長「大丈夫。今のお前さんの力じゃ、この子は倒せないよ」
お祓い師「……そこまで言うならやらせてもらう」
892: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:08:08.63 ID:XrTkObDX0
お祓い師(炎を練り上げるように、一点に……)
狐神「くっ…………」
山間の集落の村長「そんなものかしら? まだまだいけるでしょう?」
893: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:11:45.14 ID:XrTkObDX0
山間の集落の村長「…………」
お祓い師(まだ、まだだ……!)
狐神「げほっ……」
894: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:15:28.04 ID:XrTkObDX0
お祓い師(あれは……ムササビ……?)
小柄な祓師「くっ…………!!」
狐神「あ、あれは……」
895: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:19:41.55 ID:XrTkObDX0
小柄な祓師「……野衾は“炎を食う”物の怪だ」
小柄な祓師「俺はその力を借りたに過ぎない」
???→野衾「…………」
896: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:24:24.63 ID:XrTkObDX0
山間の集落の村長「嘘はつかないわ」
山間の集落の村長「狐のお嬢さん。お前さんの力は一体何なんだい?」
狐神「……わしの力は『目的地に導く力』じゃ。自身や他人が望む場所への道筋を知ることが出来る」
897: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2016/08/07(日) 17:27:26.06 ID:XrTkObDX0
山間の集落の村長「お前さん達の話をする前に、式神契約全般における相性についての話をしようか」
山間の集落の村長「式神契約っていうのは、契約した人外から術者が力を借りることが出来る、そんな術だわ」
山間の集落の村長「その度合は術者と式神の相性によって異なってくる」
977Res/470.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。