146:名無しNIPPER[saga]
2015/11/23(月) 21:37:15.81 ID:uj/X8DPAo
そんな調子でバイトを終えて店を出ると、軒先のアーチ型バリカーに腰をかけている女の子がいた。
いや、女の子っていうか。
「……るー?」
「あ」
と、彼女はこっちを振り返った。ぎくっとした感じで。
「えっと、奇遇ですね?」
また、笑う。私服姿だったから、一瞬、反応に困った。
「……奇遇か?」
「ほんと。ほんと偶然」
「高森に聞いたの?」
そう訊ねると、るーはちょっと表情を凍らせたあと、素直にうなずいた。
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