17:名無しNIPPER[saga]
2015/11/14(土) 12:23:48.78 ID:0oXNO4iLo
「それにしても、勧誘の文句、ダメだったんですか」
「そう。ごめんね、せっかくふたりに考えてもらったのに」
「全然いいですよ」と俺は曖昧に笑う。
自分がどんな提案をしたのか、既に覚えていなかった。
なんとなく高森に視線をやると、彼女は彼女で、
「なんて書いたんだっけ?」
とぼんやり首をかしげていた。
ふたりの視線が俺に集まる。
沈黙。
「……忘れた」
また沈黙。
やがて、部長がくすくす笑った。
1002Res/782.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。