28:名無しNIPPER[saga]
2015/11/14(土) 12:30:20.93 ID:0oXNO4iLo
「次行ってみよう!」
「ノリノリだな、おい」
「楽しくなってきた。次これね」
そんな調子で、俺と高森は適当な写真に適当な言葉を乗せるという作業を十数回繰り返した。
テンションが落ち着いてくる頃には四時半を回っていて、
その頃には俺の目もじんわりと疲れを訴えはじめていた。
「……たっくん、あのさ」
と、パイプ椅子にもたれて、顔を天井に向けたままの高森が声をあげた。
疲れた声、気だるい姿勢。机に顔をのせている俺も、たぶん、似た風に見えているのだろう。
「なに?」
あのね、と高森は言う。
「……すっごい徒労感」
「言うな……」
「どうする? このファイル……」
とりあえずデスクトップにフォルダを作り、完成したファイルを入れておいたが、用途は皆無だろう。
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