295:名無しNIPPER[saga]
2015/12/12(土) 12:54:46.67 ID:yM3Y2q1bo
「……教えるっていったって」
「タクミくんなりのやりかたでいいよ。参考にならないことはないと思う」
296:名無しNIPPER[saga]
2015/12/12(土) 12:55:26.12 ID:yM3Y2q1bo
「じゃあ、図書室いくか」
「ここじゃ駄目なんですか?」
297:名無しNIPPER[saga]
2015/12/12(土) 12:56:13.55 ID:yM3Y2q1bo
◇
佐伯と高森は帰ったのだろうか。それとも、どこか別の場所にいるのだろうか。
298:名無しNIPPER[saga]
2015/12/12(土) 12:56:44.33 ID:yM3Y2q1bo
図書室の奥にある窓際のカウンター席に並んで座り、俺とるーはノートと筆記用具を広げる。
「小説って、どんなの書きたいの?」
299:名無しNIPPER[saga]
2015/12/12(土) 12:57:22.57 ID:yM3Y2q1bo
「一般論としてだけど、話をつくるうえでいくつか言えることはある」
「はい」
300:名無しNIPPER[saga]
2015/12/12(土) 12:58:32.13 ID:yM3Y2q1bo
「……俺も、作劇の勉強なんてしっかりしてないから、参考になれることなんて言えないな」
「いえ、参考になりますよ。……たぶん」
301:名無しNIPPER[saga]
2015/12/12(土) 12:59:15.02 ID:yM3Y2q1bo
他人の書くものをこちらで制御したりするわけにはいかないので、結局るーは自分なりに自由に書くしかない。
自由というのは、けれどいちばんむずかしい。
302:名無しNIPPER[saga]
2015/12/12(土) 13:00:19.30 ID:yM3Y2q1bo
そういうわけで、それからるーに何本かの三題噺を書いてもらった。
最初は行き詰まっていたが、三本を完成させる頃には、るーもなんとなく書くコツみたいなものを掴んできたようだった。
書き始めるときの最大の壁は、「物語はかくあらねばならない」という自分の決めたイメージを一旦帳消しにすること。
303:名無しNIPPER[saga]
2015/12/12(土) 13:01:01.80 ID:yM3Y2q1bo
「……そういうものですか?」
「完成の基準なんて、自分で決めるしかないし、自分がどこまでできるかだって、自分で判断するしかないからな」
304: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2015/12/12(土) 13:01:44.00 ID:yM3Y2q1bo
つづく
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