7:名無しNIPPER[saga]
2015/11/14(土) 12:16:44.94 ID:0oXNO4iLo
そんな高森と俺はいま、東校舎三階の一角にある文芸部室にふたりきり、だ。
見ようによっては青春ドラマ的と言えなくもないかもしれない。
「放課後、文芸部室、ふたりきり」
と、さっき高森がやったのと同じ調子で試しに呟いてみると、彼女は目を丸くして、
「はあ」
と溜め息のような声をもらした。
「言葉だけでドキドキする?」
「言葉だけならね」
手厳しい。
まあ、俺だって、いまさら高森と青春ドラマが発生するなんて思っちゃいない。
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