898:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 00:02:05.31 ID:GUkSZoj/o
◇
それからも、女たちの話は途切れなかった。
あちらにいったりこちらにいったりさまざまな変化をたどりながら、そのうち何の前触れもなくみんな話さなくなった。
最初に眠ってしまったのはすず姉で、次に静奈姉が意識を失った。
ちい姉とるーはふたりで片付けを始めた。
「いいよ、あとで俺やっとくから」
と声を掛けると、
「おじゃましてるのはこっちだから」
とちい姉はそっけない顔で言った。
声をかけたくせに、俺は立ち上がる気にはなれなかった。からだがひどく重くて、頭がひどく痛かった。
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