940:名無しNIPPER[saga]
2016/03/27(日) 20:18:56.20 ID:5txwhAa2o
俺がつかんでいる手と反対側の手で、彼女は俺のもう片方の手をつかんだ。
俺がしているのと同じように、彼女は俺の手のひらをくすぐりはじめる。
「……」
「……」
目が合う。
「……な、なんですか?」
「なにが?」
「今、何考えてます?」
「……楽しいこと」
「……えっと、奇遇ですね?」
と言うが早いが、るーは俺の手のひらをくすぐり始めた。
急な刺激にびっくりして、俺は身をよじりながら、もう片方の手でるーの手のひらをくすぐる。
「あはは」とるーは笑った。
たぶん、本当はそんなにくすぐったくないはずなんだけど、くすぐられるって思うと不思議にくすぐったくなる。
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