943:名無しNIPPER[saga]
2016/03/27(日) 20:20:49.60 ID:5txwhAa2o
「ん。うん」
それがどうした、という意味で頷くと、彼女はゆっくりと体を倒してこちらにもたれかかってきた。
「……欄干があるだろ」
「ありますね、欄干」
それがどうした、という声で、彼女は言った。
「るー、あのさ」
「……なんですか?」
「テストの勉強、しなきゃ」
「……」
「明日も、学校だし」
「……」
「帰らなきゃ、だよ、な?」
「……」
「……るー」
「……やだ」
と、るーは俺の胸に額を押し付けた。
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