過去ログ - 奈緒「恋人とのほのぼの生活」 有宇「記憶はないけれどね」
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:
凪
◆oUKRClYegEez
2015/11/22(日) 11:10:39.46 ID:XB02aPLs0
わたしが理事長室をでると、そこには恋人とその妹の姿があった。
歩未「あっ、奈緒お姉ちゃん! お兄ちゃんのお話終わったのです?」
奈緒「はい、終わりました」
歩未「お疲れ様なのですっ!
家に帰ってご飯にするのですっ!」
奈緒「はい。歩未ちゃんはなにがいいですか?」
歩未「んーっと、オムレツがいいのです!」
奈緒「オムレツですね、わかりました。帰りにスーパーで卵を買いましょう」
歩未「はいなのです!」
「歩未ちゃん、オムレツ多くない?」
歩未「っ…………そんなことないのです、いたって普通なのです!」
自分の実の妹を『歩未ちゃん』と呼ぶ兄、有宇。
以前は『歩未』と呼んでいた有宇さん。歩未ちゃんはまだその違和感が抜け切れていないようです。
有宇「あの……もしや、またピザソースのでは……ないですよね?」
有宇さんがおびえたように言う。
奈緒「そんなのあたりまえじゃないっすか。またアレですよ」
有宇「そんな……」
有宇さんの顔から絶望がのぞく。
奈緒「記憶が戻るかもしれないって思ってやってるんです。なにがきっかけかわかりませんし。 やるだけお願いしますよ。」
有宇「うん……まぁ、友利さんと歩未ちゃんのつくるご飯、おいしいしね。今日も期待してます」
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