過去ログ - 奈緒「恋人とのほのぼの生活」 有宇「記憶はないけれどね」
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61: ◆oUKRClYegEez
2016/03/05(土) 14:40:12.10 ID:NbPcwOQo0
奈緒「とにかく、有宇さんの残留は却下っす」

有宇「う、うん」

会長『では、他に誰が?』

弓『私たちが手伝うのは……?』

有宇「いや、流石にそれはだめだよ」

丈士朗「初めてのこととはいえ、生徒会選挙ですから。実際の選挙に携わっていただいては……」

有宇「気持ちはありがたいけどね」

弓『はい……』

会長『白柳さん。うちの選挙のことも忘れたわけじゃないよね?』

 電話の向こうで黒い笑みを浮かべる会長さんの姿が容易に想像できる。

 ってか名前なんだっけ……

弓『ですよね……』

奈緒「本当にどうするんですか……」

 完全にみんな黙ってしまう。

 やがて、高城君が首を振りながらやれやれと言った。

丈士朗「私が残ります。それならばいいでしょう?」

奈緒「高城……」

柚咲「高城くん……」

奈緒「……盲点だったっす」

丈士朗「え、酷いですね友利さん」

有宇「でも……次期生徒会の仕事はやりづらくなるかもね」

柚咲「雑用とかよくやってくれてましたもんね」

丈士朗「だからそれだけ、選挙の仕事も任せられませんか?」

有宇「……うん」

丈士朗「そうと決まれば。実は、明日のホームルームで選挙管理委員会をクラス代表一名選出するよう、先生方に連絡してあるんです。人材の面は一応解決です。友利さんと有宇くんは選挙に向けての演説でも考えてください」

奈緒「すみま

丈士朗「謝らなくていいです、私が好きでやることですから」

奈緒「じゃ謝らないっす」

丈士朗「え」



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