過去ログ - 敏恵「ストライクウィッチーズ……じゃないの?」
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867:名無しNIPPER[saga]
2016/07/18(月) 01:39:24.85 ID:YPGn30MsO
 
ハイデマリー「私達はヴァルトラウト中佐から、にわかには信じ難い話を聞きました。…工藤さんはショックで嘔吐し、酷く動揺しています」

小園『……。君は質問と言いながらも、私に何やら言わせたい様だな? いったい何の真似だ?』

以下略



868:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/18(月) 01:44:22.60 ID:YPGn30MsO
 
小園『工藤には私に従う様に暗示をかけていた。そしてあいつの抱えたトラウマと恐怖を取り除き、戦える動機を与えてやった――』

小園『……だが解けてしまったか。時期的に後がないと踏んで遣欧したが、やはり定期催眠をせねば徐々に薄れてしまうのか…』

以下略



869:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/18(月) 01:48:22.91 ID:YPGn30MsO
 
ハイデマリー「貴方はそうやって自分に言い訳をして、結局利用したんです。……工藤さんの信頼を裏切って」

小園『……』

以下略



870:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/18(月) 01:53:42.53 ID:YPGn30MsO
 
小園『五年前のあの夜、確かに私は工藤に薬〈ヒロポン〉を打った。訝しい薬だと感じながらも戦場で錯乱したあいつを落ち着かせるため、共に生き延びる為にやむを得ずした事だった――』

小園『…だが、その効果は私の想像を遥かに超えていた。工藤は狂声を上げながらも闇夜のネウロイを倒し、生き残っていた部下達と私を救った』

以下略



871:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/18(月) 02:07:30.57 ID:YPGn30MsO
 
小園『軍から預かっていた分を打ち尽くした頃には工藤は落ち着きを取り戻し、己で覚醒できる様になっていた。当時の私には意味不明だった故に、あいつが自身の固有魔法として昇華したのだと本気で勘違いしたが』

ハイデマリー(魔導麻薬症…!)

以下略



872:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/18(月) 15:59:56.37 ID:YPGn30MsO
 
ハイデマリー「っ……でしたら、どうして帰してあげなかったのですか!? 工藤さんには友人も、家族だっていた筈ですっ…! どうしてその方達に帰してあげなかったのですか!」

小園『……』

以下略



873:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/18(月) 18:06:49.97 ID:YPGn30MsO
 
小園『……この話は終いだ、大尉。部外者が扶桑海軍の事項に口を出すな』

小園『そんなに同情したければ、優秀な貴君があいつを救えばいい』

以下略



874:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/18(月) 18:20:10.22 ID:YPGn30MsO
 

ハイデマリー(……私は、どうすれば…)


以下略



875:名無しNIPPER[saga]
2016/07/18(月) 18:23:19.63 ID:YPGn30MsO
 
オクタヴィア「それで? 向こうの大佐を糾弾して何か収穫はあった?」

ハイデマリー「……部外者が口を出すなと、叱責されました…」シュン

以下略



876:名無しNIPPER[saga]
2016/07/18(月) 18:29:48.00 ID:YPGn30MsO
 
オクタヴィア「マリーちゃん聞いて? そういう、他人を思える心が貴方の良い所よ。先頭に立てる人が決して失ってはならない強みなの――」スッ

オクタヴィア「…でもね、だからって貴方が特別な訳じゃない。と言うよりも別じゃない人間なんていないわ。それぞれ違って当然なんだから、特別なんてないのよ?」

以下略



877:名無しNIPPER[saga]
2016/07/18(月) 18:33:57.68 ID:YPGn30MsO
 
オクタヴィア「大丈夫よ。敏恵ちゃんも落ち着けばまた元の貴方達に戻るわ、絶対」

ハイデマリー「……」

以下略



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