過去ログ - 敏恵「ストライクウィッチーズ……じゃないの?」
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889:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/31(日) 20:57:39.72 ID:7h5H/+AEO
 
敏恵「“飛んでみたかったから”じゃあ駄目ですかね? 小さい時からちょっと憧れてたんです」エヘヘ

小園「……お前、そんな動機で軍属になったのか…?」

敏恵「だって凄いじゃないですか、広い空を自由に飛べちゃうんですよ? 初めて飛んだ時はもうっ…感動しちゃったなぁ〜!」

小園「…………信じられん阿保だ。どうかしている」ポカーン

敏恵「あ、阿保って…!? 酷いですよ園さん、そんなに珍しい気持ちじゃないと思いますけど?」ムスー


小園「成る程、確かにそうかもな。…世代格差というやつか、今や扶桑も平穏に落ち着いたんだったな」

敏恵「そうですよ? だから航空歩兵になってもへっちゃらです! 折角ウィッチだったんだから、これ履いて飛んでみたいじゃないですか」

小園「フッ、そうか…。だがそう言いながら戦地〈ここ〉へ来たのでは世話ないぞ、いたち?」ニヤ

敏恵「ぅ……あはは、やっぱりそうですよねぇ? でも偵察員って偵察してればいいんですよね? 戦闘員じゃないなら安全ですよね?」

小園「阿呆、偵察役も戦闘員だ。敵発見時の対応にはその場で戦闘もある」

敏恵「えっ゛」

小園「その場合は味方が来るまで単身で引き付けておくか、若しくは自力で撃墜する事になるぞ」



敏恵「……。絶対、嫌なんですけど…?」



小園「はっはは! “嫌だ”と来たか、しかし給金を受け取る以上それがお前の責務だウィッチ曹長」

敏恵「ぇぇ……き、聞いてないょ…」ズーン

小園「おいおい、ひよっこ。そう泣きっ面する事ばかりではないぞ?」ポン

小園「見方によっては、常に先陣を切れるという事だ。その気になれば戦功は稼ぎやすい」

敏恵「そんなの全然要らないんですけど…」

小園「まあそう言うな。お前がやる気を出さんと指揮官である私の頭が痛いんだ」

敏恵「……」ズズーン

小園「訓練の成績はそう悪くないと聞いているぞ? もっとも、その年で此処へ来たのなら当然ではあるが」

敏恵「そんなの意味ないですよ、あたしネウロイなんてまともに見たこともないのに。ぅ〜、扶桑に帰りたい…」


小園「むぅ、ならば……あれだ! 功を積めば名が立つかもしれんぞ、お前の憧れる穴拭智子の様にな?」

敏恵「べつに…巴御前はカッコよくて好きですけど、憧れてるわけじゃないですってば。ちょっとファンなだけです」

小園「? …何が違うというんだ? というかやる気を出せ、いたち」

敏恵「そんなの、よりにもよってそんな特別な人を出されたって説得力ないですよ」

小園「…! なに?」ピク


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