過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「一周回ってその9?」【永水】
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898: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:51:46.77 ID:NEuP7VO+o

巴「(うぅぅ…本当、こういう時、免疫がない自分の身が嫌になるわ…)」

少なくとも、夕食の時までは普通だった。
だが、その後始末も終わり、ゆっくりと風呂に入っている最中に改めて思ってしまったのである。
今日、これから京太郎と部屋で会うのだから、念入りに身体を洗っておいた方が良いのかもしれない。
そんな言葉が浮かんできてしまった彼女には、彼と何かふしだらな事をするつもりなどまったくなかった。
京太郎が自室に来るのも『相談』の為であり、また彼が紳士的な人間である事も分かっているのだから。
春のストレートなアプローチにさえ屈しきらない京太郎が、自分を襲うはずなどない。

巴「(…でも、どうしても意識しちゃうのよ…)」

しかし、だからと言って、京太郎を意識してしまう自分と言うのを止められない。
どれだけ言い訳しても『夜に異性を自室へ招いた』と言う事実は変わらないのだから。
彼に嫌われない為に、と言う目的があったその言葉でさえ、何処かいかがわしい意味に捉えてしまう。
そんな彼女が冷静になれるはずもなく、風呂から上がって、こうして準備を勧める最中も緊張に身体がギクシャクとしていた。
今の彼女は胸中に掛かる迷いよりも、『相談』の事を強く意識してしまっている。


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