過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「一周回ってその9?」【永水】
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984: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:46:46.06 ID:NEuP7VO+o

京太郎「この前…ですか?」

巴「うん。ほら、夏に一緒にお出かけしたでしょ」

京太郎「あぁ。あの時のデートですか」

巴「で、デート…」カァァ

そんな巴にとってその言葉は顔を赤く染めるのに十分過ぎるものだった。
無論、京太郎は『デート』と言う単語にまったくの思い入れがない事くらい分かっている。
こうして彼が軽く口にするのは男女二人で遊びに行く事をそう表現しているだけなのだろうと冷静な部分は理解しているのだ。
しかし、それでも彼女は自身の頬が紅潮するのを止められない。
若干、強引でさえあった二人の散策を、京太郎がデートとそう受け止めてくれている。
かつてならばともかく、今の巴にとってその嬉しさは抑えられるほど簡単なものではないのだ。

京太郎「色々とありましたけど、アレは楽しかったですね」

巴「…本当?」

京太郎「勿論ですよ。巴さんのコスプレ姿も見れましたし」

巴「も、もぉ…それはいい加減、忘れてよぉ…」

しかし、そんな嬉しさに負けないほどの羞恥心が、今の彼女の心からは湧き上がってきていた。
無論、京太郎に懸想し始めた巴にとって、二人っきりの『デート』は素晴らしい思い出である。
思い返すだけで頬が緩んでしまいそうなそれは、しかし、ただ嬉しいだけでは済まされない。
その最中、彼女は京太郎の玩具にされ、そしてコスプレまでするはめになったのだから。
それをほじくり返す彼の言葉に、巴の紅潮が恥ずかしそうなものに変わっていく。


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