過去ログ - あやめ「師匠!」まゆ「はい?」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 08:30:14.21 ID:ogzqGjIh0
まゆ「お待たせしましたぁ」シュタッ

あやめ「い、いえ、今来たところですゆえ!」

まゆ「……別に待ち合わせしてたわけじゃないと思うんですけどぉ」

あやめ「あ、そうでしたね……いや、失敬」

まゆ「……?」

あやめ「すいません……このわたくし、初めて忍というものを見て興奮が抑えきれず……」

まゆ「はい?」

あやめ「あの、ま、まゆ殿!」

あやめ「師匠とお呼びしてもよろしいでしょうか!?」

まゆ「……はい?」

まゆ「ごめんなさい、ちょっと、ごめんなさい」

まゆ「一回整理させてくれませんか?」

あやめ「整理ですか?」

まゆ「はい……あの、あやめちゃんはまゆに話したいことがあったんですよねぇ?」

あやめ「はい!」

まゆ「それが……えっと、よくわからないんですけど……あやめちゃんを弟子にしろってことですかぁ?」

あやめ「はい!」

あやめ「このあやめ……感服いたしました」

あやめ「誰にも気づかれず、主君の影に潜み」

あやめ「影ながらに助け、支える」

あやめ「そういったことを行えるまゆ殿に、感動を覚えました」

あやめ「わたくしの目指していた忍像のひとつはこれであると」

あやめ「ですから、わたくしをまゆ殿の弟子にしていただきたい」

あやめ「そして、その技を伝授していただきたいのです!」

まゆ「……」

まゆ(すごい、真剣な目をしてますねぇ)

まゆ(冗談なんて、何一つない目)

まゆ(……)

まゆ「まゆは別に忍なんかじゃないですよぉ?」

あやめ「それでも、です!」

あやめ「その技術を盗ませていただきたい!」

まゆ「……」

まゆ「あやめちゃんの言いたいことはわかりました」

あやめ「では!」

まゆ「……まゆのできる限りをあやめちゃんに教えますねぇ」

まゆ「でも……生半可な覚悟じゃきっと無理ですよぉ?」

あやめ「覚悟の上です!」

まゆ「……わかりましたぁ」



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