過去ログ - ほむら「憧憬と代替」 -SS速報VIP

過去ログ - ほむら「憧憬と代替」

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43: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/15(日) 23:59:45.97 ID:Txdvh5tjo

「恋の物語はいつの時代も美しいものだと私思うのですけれど、ほむ、暁美さんはどう思いますか？」

「他人の恋愛なんかに首を突っ込んで何が楽しいのか、不毛に空回っているなぁとしか思えないわね」

以下略

44: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/16(月) 00:00:38.92 ID:ALSxpyV+o

「ごめんなさい、忘れて」

　ため息を堪えて逃げるように歩を早める。

以下略

45: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/16(月) 00:01:23.04 ID:ALSxpyV+o

「はぁっ、ぁっ――ッ、はぁ」

　ガラにもない、本当にガラにもない。
　どうして私は自分自身に落胆しているのだろうか。

以下略

46: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/16(月) 00:02:33.20 ID:ALSxpyV+o

「私は一人でなければいけないのにッ！」

　慟哭。

以下略

47: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/16(月) 00:03:29.12 ID:ALSxpyV+o

「インキュベーター、いるんでしょう？」

　呼びつければ必ず現れる。
　それがこいつらの存在意義なのだから。

以下略

48: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/16(月) 00:04:34.36 ID:ALSxpyV+o

　そうだ、初めから可笑しかった。どうして私は分からなかったのか。
　この世界の全てはまどかに望まれているから存在している。

　だとするのならば、こうして私が生きていることもまた、まどかが望んでいるということに他ならない。

以下略

49: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/16(月) 00:05:21.34 ID:ALSxpyV+o

「私の心、返して貰うわよ」

　左の指先から魔法円を展開し、意識の分解と再構築を施していく。
　外付けの魂を抜け殻の器へと染み込ませて馴染ませ直す。

以下略

50: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/16(月) 00:06:06.07 ID:ALSxpyV+o

「『私』の晴れ舞台としてはおあつらえ向きね」

　思わず笑みをこぼしていた。
　形勢は圧倒的に不利、だけれど負ける気は微塵もしない。

以下略

51: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/16(月) 00:07:40.05 ID:ALSxpyV+o

　魔獣も私も、主体は遠距離攻撃。
　手数は数の暴力も相まってあちらの方が大分上。

　降り注ぐ熱線は少なく見積もっても三桁程度。

以下略

52: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/16(月) 00:08:29.51 ID:ALSxpyV+o

　つまり、常に回避行動を起こしながらならば反撃をねじ込める。
　多対一の状況で魔獣が熱線を炸裂させる場合、挙動は二通り。

　最前線の魔獣が放つ打ち下ろし型の直線軌道と後方の魔獣が放つ一度打ち上げてからの落下型軌道。

以下略

53: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/11/16(月) 00:09:21.55 ID:ALSxpyV+o

「にしても、数が多いッ！」

　一対多の殲滅戦において肝要なのは火力と継戦能力の両立。

以下略

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