過去ログ - あーちゃん先輩「ねえ棗君、そろそろ私のこと名前で呼んでくれない?」恭介「えっ?」
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41:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 21:51:55.65 ID:j5+ZRlgk0
キコキコキコキコキコキコ



恭介「寒い寒い寒い寒い寒い寒い!!」

恭介(冬の川とかシャレになんねえよ!もうすぐで他人のパトラッシュを助けたあとにネロっちまうところだったぜ!)

不良1「オラァッ!」

恭介「あぁ!?」

サラリーマン「ヒィィ!助けてください!」

不良2「いいから金出せば大人しく行くって言ってるだろ?」

サラリーマン「お願いです。このお金は子供の誕生日祝いにプレゼントとケーキを…」

不良3「ごちゃごちゃうるせーんだよ!」

恭介(横を見るとコンビニの近くでサラリーマンかカツアゲされていた。まさかこの時代にまだこんな不良不良してる奴らがいたとは)

恭介(そして例によって周りの通行人は見て見ぬ振りをするだけだった。そしてたった今、そのサラリーマンと目が合った)

サラリーマン「う、うう…」

恭介「くっ……」

恭介(自転車を降りてその中心人物達の前に出た)

恭介「待てえお前ら!」

不良1「なんだぁ…おめえ…?」

不良2「どうやら助太刀しようって魂胆らしいな。元スイミングスクール1級の俺に勝てるもんか」

不良3「野郎どもやっちまえ!」

恭介(3人の男がこちらへ走ってくる)

恭介「ついにこの技を使うときが来たか…」

不良ズ「「「ああ!?」」」

恭介「シャッフルタイムスタート!」

恭介(説明しよう!シャッフルタイムとは!)

恭介(この技は相手が多いほど有効で、かつ自分が丸腰でもその場から脱することができる、いわば奥の手だ。やり方はいたってシンプル。「シャッフルタイムスタート!」と大声で宣言するだけだ。すると相手はいっせいに「シャッフルタイム」について考え始める)

恭介(「スタート」と宣言したからには、その「シャッフルタイム」が始まっていると思うからだ。周りを見回す奴もいるだろう。手に持った得物を確認する奴もいるだろう。一体何が変わっているのか、何が今『シャッフル』されているのか…それを必死に見極めようとする。あるいは自分たちが自ら能動的にその「シャッフル」を行わなければならないと思うかもしれない。実際シャッフルを始めようと隣の奴と入れ替わろうとしている奴を見たことがある)

恭介(そうして奴らが「シャッフルタイム」に惑わされている隙をついて、その場から立ち去ればいい。奴らが実は何もシャッフルされていないことに気づいた頃には、こっちは家でゆっくりシャワーでも浴びている、という寸法さ)

不良1「おい…お前なにか起こったか!?」

不良2「いや、財布の金が2千円札になってる訳でもなければヘアピンの色が変わってる訳でもねえ…」

不良3「な、なんなんだ…いったい何がシャッフルされているんだぁーー!?」

恭介「さあおっさん!今のうちに逃げろ!」

サラリーマン「あ、ああ!ありがとう少年!」




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