過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 14
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615: ◆xjSC8AOvWI[age saga]
2016/03/05(土) 17:44:39.94 ID:3iShHxur0
恭介「前に君に言われた通り、バカなんだよ僕は」
恭介「それで誰かを傷けるなんて思いもしなくて」
恭介「君にも迷惑をかけてしまった」
さやか「あーもういい! わかってるって!」
さやか「あれだけ一緒ん居てさ、あたし本当は理解してたはずだったんだよ。
少なくとも今は、あんたはそういう人なんだろうなって」
さやか「いろいろ悩んで考えて、恨んだり傷ついたりしてたけど…… でもなんか、もう今は未練ないから」
さやか「こんだけ盛大に失恋したらね……むしろスッキリしたくらい」
さやか「あきらめがついたっていうより、失望したって感じだけど。
考えてみたらわかってたことだし」
恭介「し、失望か。そうだよね。それじゃあ…… 」
さやか「友達くらいでならいてあげる」
さやか「同じクラスで家も近所、露骨に避けてるわけにもいかないでしょ」
さやか「もう誰が悪いとか考えたくないし、誰かを恨みたくはないから」
さやか「なにより、やっぱり、あたしの願いを託したあんたと悪い関係で終わらせたくはない」
恭介「!」
さやか「じゃあたしもう帰るからね」
この関係は、もう以前と同じようにはならないのだろう。
それに、さやかも以前と同じような関係に戻ることを望んでいたわけではない。
それでも、希望を願い、それをずっと背負っていく魔法少女として
さやかも少し成長していた。
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