過去ログ - 姫「ボクの名は姫! 誇り高き勇者の血を受け継ぐ者!」
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124: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/29(日) 20:14:38.52 ID:Dr3RY0P00
学者「立ち向かってきますか、じゃじゃ馬姫様ぁ!! 王子、やってしまいなさい!!」

ドガアァン

姫「くっ…」

姫は攻撃を回避する。
舞で身に付けた身軽さが役に立っていた。

学者「では、これは如何かな?」

姫「わっ!」

強い風が吹き、姫は吹っ飛ばされた。
木に体を打ち、全身に痛みがはしる。それと同時…

姫(かんざしが…)

今の衝撃でかんざしを落としてしまった。
あれが無くては、どうしようもない。

学者「所詮、勇者の血など過去の遺物…私は貴方をただの小娘程度にしか思っていない」

姫「く…」

学者「しかし、チョロチョロ動き回られては邪魔くさい。…今の内に叩き潰しておくか」

学者が視線を送ると、王子は自動的にこちらを向いた。
魔力は既に滾っている。一方の姫は、強い痛みで思うように動けない。

姫「王子…っ」

学者「呼びかけても無駄ですよ…さようなら、姫様」

姫「――っ」

王子の手がゆっくり、こちらにかざされた――



魔王子「こっちだ!!」

姫「――え?」




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