過去ログ - 姫「ボクの名は姫! 誇り高き勇者の血を受け継ぐ者!」
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28: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/22(日) 18:27:37.52 ID:CuY+fJ810
姫(遅いなぁ笛吹き)

泉で馬を水浴びさせた後、泉に足を入れてバシャバシャしていたが、何だか待ちくたびれてきた。

姫(何の用だろうなぁ。想像もつかないや)

姫(待たせれば待たせる程、期待値上がっちゃうよー。早くしろー、笛吹き)

そんなことを考えていた時、ふと兄の言葉が脳裏をよぎった。


王『お前は我が国の姫なのだ。悪意を持ってお前に近づく者がいれば、国自体へのダメージにも繋がる』


姫(悪意を…)

姫(いやいや。友達を疑うなんてダメだよね)

その考えをすぐに払拭した。
だがしかし、言いようのない胸騒ぎがしていた。


その時――

執事「姫様! こちらにいらっしゃいましたか…!」

姫「し、執事!?」

馬に乗ってやって来た執事を見て、姫は仰天した。
ちょくちょく城を抜け出す姫を連れ戻しに、探知魔法の心得がある執事が来るのは珍しくもない。
しかし、今日は様子が違った。

姫「どうしたの執事、その怪我!」

執事「城が…!!」

姫様「!?」




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