過去ログ - 姫「ボクの名は姫! 誇り高き勇者の血を受け継ぐ者!」
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61: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/25(水) 19:25:36.24 ID:GQVg3txd0
舞姫「魔王子様、何か御用でしょうか?」

魔王子「一つ忠告しておく。父上に抱かれて取り入ろうというのは無駄だからな」

舞姫「…何のことでしょうか?」

魔王子「父上はかなりの好色家で、あちこち女に手を出している。父上の愛人になったからと『特別』な存在にはなれないぞ」

舞姫(…魔王子はボクを助けてくれた…のか?)

だから無理矢理理由を作って、部屋に入ってきたのか。
もしかしたら、魔王子は魔王の好色家な部分を良く思っていないのか…。

舞姫「ご忠告感謝致します、魔王子様。ですが1つ訂正させて頂くと、私はそんな下心など抱いていませんわ」

魔王子「そうか。そういう下心を持って父上に近付く女が多くてな。気を悪くしたなら、すまなかった」

舞姫「…」

その中には、自分のように魔王の命を狙ってきた女もいたのだろうか。
何にせよ、あの場は魔王子に助けられたというわけだ。

舞姫「…お心遣い感謝しますわ、魔王子様」ギュッ

魔王子「!!」

舞姫が手を握ると、魔王子は即座に硬直した。
そして魔王子の様子を伺いながら、ゆっくり顔を近付ける。

舞姫「ご興味がおありでしたら、是非魔王子様も、私の舞をお近くで…」

魔王子「」プルプル

舞姫「では魔王子様、お休みなさいませ♪」クルッ



チェロ弾き「魔王子を誘惑する作戦に切り替えましたかな?」

舞姫「違う。確かめただけ」

チェロ弾き「確かめた?」

舞姫「あいつ…やっぱ、すっごいウブ」



魔王子「……」プルプル

魔王子(女に触れた女に触れた女に触れた女に触れた)




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