過去ログ - 姫「ボクの名は姫! 誇り高き勇者の血を受け継ぐ者!」
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96: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/27(金) 19:41:43.06 ID:P2IzvGYh0
>夜


舞姫「魔王様」

魔王「む」

部屋へ戻ろうとした時、舞姫に声をかけられた。後ろには、いつも通り存在感の薄いチェロ弾きがいる。

魔王「どうした、舞姫」

舞姫「はい…新しい舞を是非、魔王様にお見せしたく」

魔王「夫となる魔王子が先ではないのか?」

舞姫「はい。魔王様はこの城の城主。私が真っ先に舞を披露したい方は、魔王様です」

魔王「嬉しいことを言う」

舞姫「他の誰にも、まだ見せたくはありません…なので、人のいない中庭なんて如何でしょう?」

魔王「そうだな。夜空の下も悪くはあるまい」

舞姫「ふふ。では魔王様、参りましょう」

舞姫からの誘いとは珍しい。派手な成りに妖艶な雰囲気を漂わせてはいるが、舞姫は男の扱いには慣れていない。そのギャップがまた、彼女の魅力なのだが。

魔王(今宵は、どの様な舞を見せてくれるのか…)




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