過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ5】
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237: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2015/11/23(月) 21:00:26.02 ID:Nj+ZQokYo

夏凜「認められないと言ったのも、仮にでもそうしとかなきゃ、泣きそうだっただけ」

天乃「……………」

夏凜「ようするに、意地張っただけ」

夏凜は自分自身を嘲笑するような笑みを浮かべ

感情の希薄な言葉を漏らして、曇り空を見つめる

お先真っ暗で、私みたいだ。と

夏凜はため息をついて、天乃へと向き直る

夏凜「日常では寝たきりになるまで頑張ったあんたの気持ちを砕きたくないと思った」

天乃「っ」

夏凜「でも、私はあんたが好きで、前々から素直になっとけば可能性があったのかもしれないと思うと、やるせなくて」

天乃「……うん」

夏凜「あんたに対する言葉が何も見つからなくなった。会いたいのに、会いたくなくなった」

夏凜の差し向けてきた端末には

天乃宛への返信文章が作られていたが、文字は一文字も入っていなかった

夏凜「悪かったわね。返事、返さなくて」


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