過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ5】
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451: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2015/11/29(日) 15:26:13.06 ID:sRJ+U+NVo

天乃「それなら、貨物エレベーターで行きましょ」

夏凜「でも」

天乃「ううん。車椅子ないと。今以上に貴女に迷惑かけちゃうじゃない」

夏凜の言葉を遮ってそう言うと

自力で車椅子のタイヤを回し、エレベーターのボタンを押す

あらかじめ待機していたのか

暗闇の中の箱からは間を置くこともなく、歓迎の光が零れだす

闇の階段、光のエレベーター

まるで、どちらが正しいかを示すかのような差に

夏凜は小さく頷いて、エレベーターへと乗り込む

階層のボタンが無いと言う異常

そこに何かをいう気力もなく、止まるのを待つ

夏凜「思ったんだけど」

天乃「うん」

夏凜「貨物エレベーターを使うと言う異常。これで、良かったのかもね」

天乃「……そうね。もしかしたら、そうかもしれない」

夏凜にだけ聞こえる音で、チンッと音がしてエレベーターが止まる

目の前の通路はさっきまでの通路よりも少し、明るかった


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