過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ5】
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850: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2015/12/15(火) 00:56:09.71 ID:VI++eGMeo

天乃「けほっ……けほっ」

「!」

天乃「……ふぅ」

何度か咳込み、呼吸を整えながら

喉をさすった天乃は男性職員を見つめると笑みを浮かべた

天乃「大丈夫。貴方は誰も殺してなんかいない」

「ぁ……ぁ……」

天乃「ちょっ」

放心状態の男性職員は言葉にならない声を漏らし

とめどなく涙をあふれさせて、天乃の体を抱きしめる

その体が暖かい事を確かめるように

心臓がしっかりと動いていることを確かめるように

「生きて、生きてる……っ」

天乃「だから死なないっていったじゃない」

「すまない。すまない……っ。僕は君を」

天乃「……もうっ」

泣すがる男性職員に困った表情を浮かべた天乃は、

男性の背後でいつの間にか目を覚ましていた女性が呆然としているのをみとめ、息をつく

天乃「違う。違うから……ねっ?」

女性はわかってます。分かっていますよ。と言うと

お邪魔でしたら言ってくださいね。と、続けた


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