過去ログ - 水瀬父「娘を辞めさせたい」
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19: ◆9yGLX/Ju6s[sage]
2015/11/30(月) 02:42:47.63 ID:aF0oiOFL0
3日後 事務所

律子「よしっ。あとは最後20本の束2つを、束ねて」

P「なかなかスムーズだな」

律子「そうですか? 以前に2回作ったことあるからですかね」

P「へぇ......律子、そのリボンは?」

律子「このリボンはを固めた結び目を隠すための飾りです。こうして結んであげれば......完成!」

小鳥「わぁ千羽鶴完成したんですね。グラデーションが綺麗......」

亜美「えーなになに? 完成したの?」

あずさ「キレイですねえ」

千早「とても綺麗だわ......」

P「これを明日伊織に届けて欲しいんだけど......」

やよい「私、伊織ちゃんの家に行ったことありますっ」

P「じゃあやよいお願いして良いか? 今日持って帰って明日の午前中に届けてくれ」

やよい「分かりましたー」

春香「ただいまー」

P「あっお帰り春香、千羽鶴完成したぞ! これだ!」

春香「はあぁ! 良かった......!」

律子「時間ない中でもしっかり丁寧に折ってくれたから凄い綺麗に仕上がったのよ。これなら本当に元気になってくれると思うわ。春香と、皆のおかげね」

春香「......はい!」

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水瀬邸

水瀬父「そろそろ決心ついたかい」

伊織「決心も何も最初から反対してるじゃない」

水瀬父「まだ分からんのか。水瀬グループの更なる発展と、伊織の約束された将来。デメリットがまるでない」

伊織「私は水瀬グループの駒じゃないし、敷かれたレールの上の人生なんて歩まないわ」

水瀬父「この期に及んでまだそんなことを言っているのか。分かった、自分で生きていくと言うのならここから出ていきなさい」

伊織「なに言ってるの?」

水瀬父「この邸から出て行けと言っているんだ!」

伊織「ひっ......!」


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