過去ログ - 【デレマス】逆セクハラにやさぐれた俺がお姉さんたちに性的に慰められる話【R18】
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7: ◆.SNq56nb7mzL[saga]
2015/11/22(日) 21:30:12.38 ID:ZQXD7EOto


04.

「と、いうわけで緊急会議です」

1時間後、個人レッスン室に集まったのは、篠原礼と松本沙理奈、
そして、これまたバストサイズ92の爆乳アイドル、兵藤レナであった。

「事情はさっき話した通り、下手人は一応沙理奈ちゃんだけど、責任は等しくこの3人にもあると考えて欲しいわ」
「まぁ、話は飲み込めたけどさ…」

困惑した表情でレナが言う。

彼女も事あるごとにPに逆セクハラを行っていた自覚があり、礼の話はすんなり納得することができた。

しかし、

「緊急会議するほどのものなの、これ? 単に私たちがPさんに謝って、今後やらないって誓えばいいんじゃないの?」
「私たち、はそれで良いと思うんだけど、でも、それって抜本的な解決にはならないのよ…」

こちらは困惑というより苦悩した表情で礼が言う。

「…多分、Pチャンへの逆セクハラって、無くならないと思う。アタシたちがやめても、他のアイドルがするだろうし…」

そうとうに後悔したのであろう、沙理奈の声には力が無い。

元々、アイドルがプロデューサーをからかったり、あるいはじゃれあったりする光景は、346プロ内では日常的なものだ。

そのため、ついつい彼女たちもハメを外してしまっていたわけだが、それだけ常態化した行為を完全に無くすのは難しいと考えられた。

「そっか、そうね…… 若いコとかは、無自覚にやっちゃうか…」

レナの脳裏に、ローティーンのアイドルたちが寄って集ってPに抱きついていた光景が思い出される。

あの時は、「仲良くて良いなー」ぐらいしか思っていなかったが、よくよく考えると逆セクハラともいえる光景だ。

「それに、まさかPチャンが童貞だなんて思ってもなかったから…」
「P君って、確か青○出身よね? 顔は可愛い系だし、ルックスもまぁまぁ。それでモテないっておかしくないかしら?」
「あー、たしかPさんって、青○でもアイドル研究会に入って、ずーっとアイドルの追っかけやってたらしいよ?」
「…なるほど、一般女性から見たら、アイドルおたくで恋愛対象から外れていたわけね……」

うーむ、と唸った礼が視線を横に移すと、落ち込んでいた沙理奈の瞳に、なにやら決意めいた光が宿っているのを目ざとく見つけた。

「ちょっと沙理奈ちゃん? 何か変なこと考えてない?」
「…これは賭けなんだけどさ?」

低い声で沙理奈が話し始めた内容は、2人を仰天させるに十分なモノだった。

「Pチャンをさ、3人で食べちゃわない?」
「「え…ッ!?」」

奔放な、しかし、沙理奈らしいといえば沙理奈らしい言動に、2人は衝撃とともにある種の納得を感じてしまった。

「食べるって… P君に初体験させてあげるってこと?」
「うん、そう。結局、Pチャンが逆セクハラを逆セクハラと思わなければ良いわけでしょ? それなら、女に免疫つけるのが手っ取り早くない?」
「それは… そうかもしれないけど…」
「…一理はあるわね」

渋る礼とは正反対に、レナはやる気とも取れる口調で応えた。

「ちょっと、レナ…」
「礼さん、考えてもみて。逆セクハラなんて、ウチのプロデューサーならみんな体験してるわよ?
 でも、みんな上手くいなしたり、逆に楽しんでる人だって居るわ。そうよね、沙理奈?」

レナに促され、沙理奈は大きく頷いて言った。

「そういうこと。確かに反応がウブで楽しいから、からかってる部分もあったけど、スキンシップしたいっていうのは、普通に好意の表れよ。
 Pチャンにはそれを受け止めてくれる大人の度量も持って欲しいわ」

重々しく断言する沙理奈の言葉に、うんうん、と頷くレナだが、礼の表情は渋いままだ。

「あのね… 一応、私たちアイドルなのよ? それに、社内でそういう関係になったら、気まずいでしょ?」
「アタシは一向に構わないけど? これまで何回かオフィスラヴの経験はあるし」
「さ、沙理奈ちゃん… えっと、レナぁ…?」

助けを求めるようにレナを見るが、レナはなぜか、キリッ、とした表情で、まるで勝負師のように呟いた。

「確かに危険な賭けかもしれないわね… でも、そんな危険な賭け、嫌いじゃないわ…!」
「ギャ、ギャンブラー…ッ!」

かくして、一理を重視するあまり、他の道理を無視した作戦は、その日のうちに実行されることとなった…


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