過去ログ - 志希「ねぇ、助手くーん」晶葉「Pは私の助手なんだぞ!?」
1- 20
14: ◆Freege5emM[saga]
2015/11/24(火) 01:42:39.83 ID:WpluowQpo




ボロボロのテンションになりながら、なんとか収録を終えた晶葉は、
例のカフェに志希を引きずっていき、テーブル越しに対峙していた。

「……志希。私は、怒ってるぞ。今までにないくらい、怒ってる」
「……知ってる」

晶葉から見て、志希の表情は珍しく――いつになく引き締まっていた。

それでも晶葉は、こう問い詰めた。

「私は、お前に茶化されるために、思い出話をしたんじゃないんだぞ」
「あたしも言っとくけど。志希ちゃん、茶化したつもりはないよ」



「ねぇ、晶葉ちゃん。晶葉ちゃんは、恋しちゃってるんじゃないの?
 脳ミソかっさばいたら、フェニルエチルアミン出てるよ、きっと」
「……これはまた、志希らしい恋愛の定義だな、まったく」



「ねぇ、知ってる? フェニルエチルアミン出るほどのトキメキって、
 せいぜい3年ぐらいしか続かないよ。恋の賞味期限が、ちょうどそれぐらい」
「……知らなかったよ。私、あいにくと恋愛は疎いもんでな」



「恋の賞味期限って、合理的だよねぇ。恋に落ちたとして、もしそれが叶わなかったら……
 3年以上も恋煩いするの? みんな死んじゃうよ。3年もたずに死んじゃうヒトもいるみたいだけど」
「何が言いたいんだよ、志希は」



「晶葉ちゃん、助手くんに恋しちゃってるでしょ」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
36Res/40.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice