過去ログ - 志希「ねぇ、助手くーん」晶葉「Pは私の助手なんだぞ!?」
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◆Freege5emM
[saga]
2015/11/24(火) 01:43:53.42 ID:WpluowQpo
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「……志希」
「何さ、晶葉ちゃん」
「私は……3年とか、そんな一過性の短いスパンじゃなく、もっと長い目で助手との関係を考えてる」
「……へぇ」
「何せ……私の人生の設計図を書き換えてしまった人間だしな!
人前に出るのが苦手だった私が、今や一端のアイドルだよ」
「はー、助手くんのセキニン、すごく重大だねぇ」
「……でも」
「……プロデューサーみたいな仕事に突っ走ってる男は、きっと恋人には向かない。
だから、担当アイドルとプロデューサーって立ち位置が、私には一番しっくりくるんだ」
晶葉は、言ってしまってから気づいた。
その言葉には『可能ならば……』という内心が、にじみ出ていた。
「……いつものドヤ顔に、陰りが見えるよ。晶葉ちゃん」
「ブラフだ。いくら志希のアタマが良いからって、何でもかんでもお見通しと思うな」
「……ふーん」
「あたし、晶葉ちゃんは仲間だと思ってるから……先に言っておくね。
あたしは、時間を無駄にはしない主義なの」
「……どういう意味だ?」
「3分で焦れちゃうあたしが、3年もつわけないよね……?」
「だからあたし、助手くんを3日でモノにしちゃうから」
晶葉と志希を担当するプロデューサーが仕事中に昏倒したのは、
ちょうどその3日後のことだった。
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