過去ログ - 志希「ねぇ、助手くーん」晶葉「Pは私の助手なんだぞ!?」
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22: ◆Freege5emM[saga]
2015/11/24(火) 01:49:23.76 ID:WpluowQpo

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その日の一ノ瀬志希は、朝から興奮していた。

「ふっふー……♪ え、プロデューサー?
 ナニナニ、志希ちゃんが朝なのにテンション高くて珍しいって?」

プロデューサーの問いに、志希は声を弾ませて答える。

「実は今日ねー、お仕事が終わったあと、あたしんちで晶葉ちゃんと二人……
 ハッピー☆ジーニアスなお泊り女子会をやっちゃうんだよー!」



「え? 『お前の部屋、客を招待できるような状況か』って……?
 ……だ、だいじょうぶだよ、晶葉ちゃんだから」
「おい志希っ、私のことなんだと思ってるんだ」

志希は自宅に一人暮らし。
その部屋は、置いてあるものすべてが彼女の趣味である科学実験のために最適化されており……
つまり、普通の人間が足を踏み入れるには、いささか躊躇されるような状況であった。

以前、志希の自宅まで志希を起こしに行ったプロデューサーは、そのことを知っていた。



年頃の女子が『友達の家へ泊まりに行く』といっても、
その言葉通りでないことが、世の中ままある。

ただプロデューサーは
『志希の家であれば、一人暮らしでも男を連れ込んだり逢引の場所にはされない』
という意味で彼女を信頼していた。

だからプロデューサーは、仕事が終わって並んで帰る二人を、安心して見送った。




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