過去ログ - 志希「ねぇ、助手くーん」晶葉「Pは私の助手なんだぞ!?」
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3: ◆Freege5emM[saga]
2015/11/24(火) 01:36:30.24 ID:WpluowQpo





「ねーねープロデューサー、もとい助手くーん、志希ちゃんの試作品の実験台になってよ〜」
「こら、プロデューサーにアホなこと言ってないで、早くシートベルト締めろよ、志希」

プロデューサーが運転する営業車の中。

運転席のプロデューサーの首根っこに、後部座席から志希が手を伸ばして腕を絡みつかせようとしていると、
左横に座っていた晶葉が、志希に蹴りを入れた。

二人とも、ハンドルを握っているプロデューサーの担当アイドルである。



「なんだよー晶葉ちゃーん、年上を足蹴にするとか、扱いひどくなーい?」
「年上なら年上らしく振る舞ってくれ」

志希は頬をふくらませながら、蹴られた左スネを大袈裟にさすっていた。

が、晶葉がそれを無視して自分のタブレットを眺め始めたので、
志希は痛ましげな手つきをすぐに打ち切ってしまった。



「志希、プロデューサーに妙なクスリを使うんじゃないぞ。プロデューサーは、私の……」
「私の?」

「……そう、もともと私の助手なんだからな」
「ふっふー♪ 晶葉ちゃんったら、絶対特権を主張?」
「茶化すなって。志希のクスリは、そこらのオモチャとはワケが違う。大変なことになるかも知れんのだぞ」
「うんうん、わかってるよ、池袋博士♪」

既にプロデューサーが発車させていたため、
晶葉はシートベルトを締めたまま、隣の後部座席に座る志希を睨んだ。





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