20:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 04:19:59.80 ID:WXq6uTmz0
結衣「何なんだこれは!」
声に出して叫ぶ。しかしその声も映像と共にやってくる喧騒で掻き消されてしまう。いや、もしかしたら叫んでいるつもりで声は全く出ていないのかもしれない。
その流れも、頭痛が治まるころには消え始めて、再び暗闇の時間が訪れる。
私は一つの考えに至った。というよりは理解した、思い出したの方が合っているかもしれない。
結衣「(私は、勘違いをしていた)」
今朝知る事となったループしているという事実。この時の私はまだ、ループしているという感覚を認識しただけに過ぎなかったのだ。
あれはきっと、私が今までの記憶を取り戻してしまう前に行われた準備体操のようなもの。そして、今流れてきたものが本当にループの中でみた景色。
本来の私の記憶の全て。
その中には私がごらく部、生徒会の人の誰かと付き合っているものや、誰かと誰かが付き合うことになるのを応援している私が居た。
他には、京子が他の人と付き合い始めて気が触れたとしか思えない行為をしているものもあったし、小さい女の子ばかりを追っかけまわしている私の姿もあった。
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