過去ログ - 【ジョジョ】あなたの奇妙な冒険Part2-1【安価・コンマ】
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940: ◆Brmz8JLUSQc8[ saga]
2016/01/15(金) 23:47:33.03 ID:EvkG+mBm0

老人「そこまでだ。ビットリオ」


ぽつり、ぽつりと雨が降り始める。そんな雨の中から蝙蝠傘を差した老人と中学生くらいの少女がやってくる。

少年「はぁ〜〜? なんでだよ! コカキィ!!」

ビットリオと呼ばれた少年は振り返り、老人に向かって異議を申し立てる。しかし、先ほどまでの剣幕は見られない。

コカキ「マッシモと決めたことだが……その女を殺さないことにした。お前にも伝えようと思ったんだが、先に行かれるとはな……心配したぞ」

コカキは心底心配そうにビットリオを抱きしめる。ビットリオは特にそれにあらがうこともなく続ける。

ビットリオ「あんなぁ〜〜、俺がこんな奴に負けると思ってんのかよぉー」

コカキ「それは思っていないさ。ただな、物事には限度がある。私やお前はやりすぎてしまうんだよ」

ビットリオ「はぁ〜〜なるほどなぁ。で、なんでこいつ殺さないわけ?」ゲシッ

貴女「ウッ……」

ビットリオは転がる【貴女】を、まるでボロ雑巾か何かのごとく蹴り飛ばす。

コカキ「……今こいつが死ぬと、こいつをかくまっている奴らが不審に思う。そいつらも殺せばいいと思うかもしれないが……そこのリーダーはなかなか評判が高くてな。今ここで殺すよりも価値があると踏んだんだ」

ビットリオ「ふーん……つっまんねぇのー」

ビットリオは差も興味なさそうに、短剣をくるくるともてあそんでいる。






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