過去ログ - 【R-18】絵里「サイアミーズ・ワルツ」
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14: ◆rB0CA7jVXk[sage saga]
2015/11/26(木) 01:29:47.59 ID:HOdWGeeOo

 舌の裏側をくすぐったり
 襞をすり付けたりして
 感触と唾液が混じるのをたのしみながら、
 右の頬に添えた手を動かしていく。

 髪の毛から耳の形にそっと触れて、
 肌そのものに触れないように、
 その輪郭を指でなぞっていく。

 海未はきっと絡まる舌が立てる音でいっぱいになっていて、
 そろそろ鼻息に混じって高く細い声をもらしはじめる。
 耳の後ろや首筋に指を沿わせると、
 私の腕を握る力も少しずつ強くなる。
 唇をはずすと、涎の糸が海未まで伸びてしまう。

 この、
 うっすら瞼を開けてさみしそうな目をするのが、
 私を引き寄せようと腕に力を込めるのが、いつだってたまらない。

 熱の冷めないうちに耳元へ唇を近づける。
 うみ、と息の熱も隠さずに名前をいう。
 名前の混じった吐息にほだされて、海未の呼び声は言葉にならない。

 耳の奥へ舌を絡ませ、涎でぴちゃぴちゃ濡らしていくと、
 この子、
 はっきりとみだらな声を出した。




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